| タイトル | : | ひめゆりの塔 | | 出演 | : | 島津恵子/津島恵子/香川京子/岡田英次/藤田進/原保美/信欣三/河野秋武/関千恵子/利根はる恵/岩崎加根子/小田切みき | | 監督 | : | 今井正(監督)/水木洋子(脚本)/伊藤武郎(企画)/中尾駿一郎(撮影)/久保一雄(美術)/古関裕而(音楽) |
純血の身を祖国に殉じたひめゆり部隊二百余名の霊に捧ぐ!髪よ、故郷よ、父母の匂いよ!もう一度私の掌に帰っておくれ!戦火の果てに相抱いて、美しくも悲しく散った乙女たちの沖縄秘史。太平洋戦争末期、米軍の総攻撃を受けた沖縄島の南端に散ったひめゆり学徒200余名。美しき地上より消えた乙女たちが死の瞬間に呼び合えし父母の名!乙女たちの清純な心と悲惨な最期を、映画の詩人・今井正監督が心血注いで描いた気高くも尊い、永遠の平和を世界に訴えた忘れえぬ名作である。昭和20年3月、米軍上陸寸前の沖縄島では師範学校女子部と県立第一高等女子学校の女子生徒たちが特志看護婦として動員され、胸に白百合と桜の徽章をつけて南風原の丘へと行進して行った。そこでは日本軍が、血と泥にまみれて最後の防戦に奮闘していた。弾丸運び、水汲み、死体運びに負傷兵の手当てと乙女たちは鞭打って立ち働いた。乙女たちの卒業式も壕の中で執り行われたが、日ごとに増す米軍の激しい艦砲射撃と機銃掃射に日本軍はひめゆり部隊を残して退却していく。ひめゆり部隊は米軍の機銃にさらされ多くの犠牲者を出しながら辛くも軍に追いつくが、しかし米軍に包囲された沖縄島では安全な場所はなく、やがて摩文仁の洞窟に追い詰められていく。目もくらむ炸裂と轟音が山を崩し、雨の如く落ちる至近弾に次々と人命が奪われていく。降伏をすすめる米軍の放送に思わず飛び出した娘を容赦なく撃ち殺す軍人。濛々たる硝煙とともに爆破される洞窟の入口。硝煙の向こうから拡声器の声が降伏をすすめながら近づいてくる…。2年にわたる綿密な取材を重ねて少女一人一人を調べ上げ、戦乱の一刻一秒の変貌と少女たちの生死の過程を入念に描いた水木洋子の脚本を、津島惠子、香川京子、関千恵子、岡田英次、藤田進らが迫真の演技で応え、巨匠今井正監督が抒情と写実の手法で日本人万人の胸に強く刻み込んだ野心作。(昭和28年1月 東映東京作品) | テクニカル・インフォメーション | | 色 | : | モノクロ | | 画面 | : | Standard | | 言語/音声 | : | 日本語:モノラル | その他の情報 | | 製作年 | : | 1953 | | 備考 | : | 1枚組 ピクチャーレーベル | | 日本小売価格 | : | ¥2800 |
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